震災時の危険性を熟知しておく

高層建築物について考えておかなければならないリスクは災害です。アメリカのセ
ンタービル倒壊の映像は、みなさんの記憶に残っていると思いますが、倒壊すること
自体、テロだったから起こったというわけではありません。テロに限らず、何らかの
理由で大きな火災など生じた場合、局所の強度を失うことで、超高層は自重で倒壊する危険性が比較的高いのです。

超高層は高速エレベーターで移動するかぎり、その高さを感じませんが、災害時に
エレベーターは使えません。階段での移動は想像以上に大変です。阪神淡路大震災の
ときも、倒壊こそまぬがれてもエレベータの使用ができず、水を運ぶのもままならず、
そこに暮らせなくなってしまった人たちがいました。梯子車は加階までしか届きませ
ん。超高層ならずとも加階以上で起きた災害の救助は、梯子車ではできないのです。
また、超高層の多くで免震構造が誼われていますが、それがどのような効果をもた
らすかは大震災がきてみないことにはわかりません。阪神淡路大震災では、その一定
の効果が現われたと言われていますが、ほかの地域で、ほかの建物で同様の結果にな
るかは分かりません。ましてや、さらに大きな震災は誰も経験がないのです。超高層
マンションは、こうした災害時のリスクを充分に理解したうえで選んでいただきたいと思います。
私はここ→で詳しい事を調べました。

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